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マリー・アントワネット

主演はキルスティン・ダンスト。
キルスティン・ダンストといえば、スパイダーマンのヒロイン役をはじめ、映画にたくさん出ている。とにかく彼女の映画にはよくぶちあたる。だが、なぜそんなに人気があるのかが分からない。美人でもセクシーでもないのに。いやむしろ、日本人の目から見るとブ……頬がこけていて目がきつくて年の割には老けて見える…魅力はあんまり感じられないように思うのだが、いったいアメリカ人の目にはどう映っているのだろう。不思議だ。

その彼女が、パープリンなマリー・アントワネットをパープリン(これも死語だな)に演じてみせた映画。
ヴェルサイユ宮殿と衣装とお菓子がすごく綺麗だ。

背後にフランス革命に至る国民のひどい困窮があるわけで、それがちょっとでも感じられたら、映画にも奥行きが出たのかも知れないが、それがないので、たんに金持ち娘の豪華だけれども退屈で退廃した毎日を淡々と描いただけになってしまった。
これでは主人公に感情移入も、その逆の悪感情を持つことが出来ない。主人公はこの後、断頭台で首をはねられるわけだが、そういった悲劇性も伝わってこない。
映像はとても美しいが、でも、ただそれだけ。

夫であるルイ16世を演じたジェイソン・シュワルツマンは好演。いかにもオタクといった描かれ方が面白かった。それも、人柄は良いのだが、頭がちょっと鈍そうな感じ。

なんだか前の首相を思い出してしまったが、なぜだろう。

原題:Marie Antoinette
DVD
このエントリーのタグ: キルスティン・ダンスト スパイダーマン
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