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ローマ人の物語10 ユリウス・カエサル ルビコン以前(下)

塩野 七生
新潮文庫
p237


カエサルがガリアとの8年間の戦いで行ったことは、ガリアをローマの支配下に入れることによって、この地域を文明化したということである。当時のこの地域には、毛皮で体を覆った蛮族しか住んでいなかったらしい。

ガリアというのは、今でいうスペイン、フランス、ドイツにあたる。ブリテン島のロンドン付近にも上陸しているから、カエサルは、イタリアから出発して西ヨーロッパ全体を一人で制覇したことになる。セリエAとリーガとブンデスとフランスとプレミアリーグをすべてカバーしたのである。

西欧人にとってみれば、カエサルは、ヨーロッパの歴史の始まりをもたらした人物であり、第一級の重要人物ということになるだろう。日本でいえば誰になるのか。神武天皇みたいなものか。こちらは神話の人物だが、カエサルは自著や、周辺の人の記録もたくさん残っている。愛人が誰と誰ということも分かっている。

ヨーロッパの人々にとっては、文明の祖である彼の語ったことや行ったことは、それこそ小さい頃から授業で繰り返し教え込まれ、常識中の常識なのだろう。

カエサルのガリア戦というのは、諸葛亮孔明の南征を連想させるところがある。蛮王孟獲を7回戦って7回釈放し、ついに彼を心服させてしまうというエピソードがあるけれども、文明国ローマと蛮族たちとの戦いも、最後は必ずカエサルの勝利で終わる。
ただし、三国志と違って、最後の抵抗に立ち上がった全ガリア連合軍のリーダーのヴェルチンジェトリックは許されることなく、捕えられて処刑されてしまう。

征服された側のケルト民族やゲルマン民族について、いまのヨーロッパの人たちがどう考えているかはちょっと興味がある。
このエントリーのタグ: 塩野七生
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by あすかの記録 on 2008/01/05 at 13:50:36

カエサルカエサル(Caesar)は、古代ローマのパトリキ系の氏族であるユリウス氏族に属する家族名(コグノーメン)。後にローマ帝国君主の称号(君主号)ともなった。この家族名のみをもって、カエサル家に属した共和政ローマ|共和政末期に活躍した独裁官、ガイウス・ユリ?...

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