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Lost in Translation その1

★★★★
2003年
102分
ネットで視聴 英語字幕

原題:Lost in Translation
邦題:ロスト・イン・トランスレーション
監督:ソフィア・コッポラ
出演
 ビル・マーレイ
 スカーレット・ヨハンソン

「マッチ・ポイント」の奔放でセクシーな美女、「アベンジャー・シリーズ」のタフで強気なブラック・ウィドウとは打って変わり、ここでのスカーレット・ヨハンソンは、新婚なのに仕事で飛び回っているカメラマンの夫にほったらかされ、東京のホテルで孤独な時間を過ごす大学出たての新妻役。
このときスカーレット・ヨハンソンは19歳。
不安定で儚げなこの役柄に、意外にもぴったり。
あのスカーレット・ヨハンソンが、東京や京都を背景に動いているというだけで、ファンとしては嬉しくなる。

主人公のボブ・ハリス(ビル・マーレイ)は、サントリーの広告のために来日した映画俳優という設定。なじみのない文化に投げ込まれ、CM撮影の現場では言葉足らずの通訳や日本人監督の奇妙な言動に悩まされ、ホテルに帰って一人でテレビを見ていても日本語による糞面白くもない番組ばかり。時間をもてあましてホテルのバーに通うしかないのだが、そこでスカーレット・ヨハンソン演じるシャーロットと知り合うことになる。

外国に行って1週間ぐらいホテル暮らしを続けると、主人公の境遇がよくわかる。夜はテレビを見るぐらいしかないのだが、BBCの英語ニュースはまだしも、中国や韓国のテレビ番組はちっとも面白くない。むかしの日本の娯楽番組に似た番組が、同様の下品さで繰り返されていてうんざりする。洋物の映画が放送される場合もあるけれども、吹き替えだったり、中国語やハングル語の字幕が大きな文字で出て邪魔だったりするので、見る気が起こらない。
アジア人の私が同じ文化圏にあるアジアの番組を見てそう思うのだから、欧米人にとっては、さらに隔絶感があるだろう。

映画の日本語タイトルは、原題のlost in translationをそのまま使っている。
なにかよい日本語タイトルがないかと考えてみたが思い浮かばなかった。短いフレーズなのだが、日本語にしようとすると意外と難しい。「言葉が通じなくて通訳を通して意思疎通を図るしかない日本という国に来て迷ってしまった二人の出会い」という意味だと思うのだが、もちろん長すぎるので、芸はないけれども、このままが一番いいのかな。

その二人が、ある夜、日本の若い連中と夜中に遊んで回る。
飲んで踊って最後はカラオケ。店と店との移動はタクシー。
じつに日本らしい夜遊びの仕方で、若いころ日本に住んだことがあるという監督のソフィア・コッポラの経験をもとにした場面だと思う。むかしはこういう遊び方もあったのだが、いまでもこんなふうなのだろうか。映画のシーンには出てこないのだが、料金を誰が払ったのだろうか。お金持ちの主人公が全部負担したのだろうか、などと変なことが気にかかる。割り勘にすれば、ああいう遊び方はそんなにはかからない。一人2万円か3万円ぐらいだろう。

カラオケのシーンでは、シャーロットもボブも、へたくそな歌を聞かせてくれる。これがいかにもらしくてよい。ボブの歌はなんとロキシー・ミュージックのモア・ザン・ディス。名盤アヴァロンの冒頭の曲。なつかしい。
歌う前に、難しい曲と呟くが、それはそうだろう。ブライアン・フェリーしか歌えない。


このエントリーのタグ: スカーレット・ヨハンソン
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