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Queen

★★★★
2013年
原題:Queen 
監督:Vikas Bahl
音楽:Amit Trivedi
M. M. Keeravani
出演
  カンガナー・ラーノート
  リサ・ヘイドン

インド映画がこれだけ隆盛で、世界的にもヒットを続けている理由としては、実力のある監督や脚本家、A.R.ラフマーンをはじめとする才能溢れた音楽家がたくさんいることはもちろんだろうけれども、監督たちが望むレベルの演技をしっかりこなすことのできるレベルの高い俳優が星の数ほどいることも挙げられるだろう。

カンガナー・ラーノートは、Tanu Weds Manu(2011)で、酒は飲むわ男遊びはするわのインド的トンデモ娘を演じていたけれども、この作品では依頼心の強い世間知らずのか弱い女性を演じていて、先の映画と同一人物とは思えない。映画を見終わった後、俳優名を確認して同一人物だと確かめたほどだ。すごい演技力。

決して美人ではないけれども、とても魅力的な若手女優である。
そういう俳優が続々現れる。そこがインド映画の奥深いところである。

結婚式の数日前、一方的に婚約を破棄され、傷心を抱いてヨーロッパを一人旅行をする女性主人公の自立と成長の物語。一言でいえば、そういう映画。

途中出てくる俳優がそれぞれとても魅力的で、特にリサ・ヘイドンの色っぽさは反則気味。
そんなメイドがいるわけないと思うけれども。

アムステルダムで主人公が知り合う一人に、若い日本人が出てくる。
演じているのは東洋系の俳優で、日本語を喋るのだが、とても聞き取りづらい。
今の日本人が外国からどう見られているか分かる場面があって、心を打たれるのだが、ここはぜひ、日本の俳優を使ってもらいたかった。

小粒だが、非常に質の高い映画となった。

こんな映画を邦画でもつくれたらいいと思うのだが、社会性と娯楽性と大衆性を同時に持たせるためには、痛烈な批判力と創作力と、それよりなにより逞しい健全さが必要だから、ともすれば何ごとにも後ろ向きになりがちな今の日本では、そういうわけにはいかないだろうなあ。
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このエントリーのタグ: カンガナー・ラーノート リサ・ヘイドン
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