トップページ | 全エントリー一覧 | RSS購読

since2004.10.27

最近の記事

カテゴリー

RSSフィード

リンク

Search 

Ranking

ブログランキング・にほんブログ村へ

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
本・雑誌
68位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
洋書
4位
アクセスランキングを見る>>

Calendar

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

+ アーカイブ
 

蝉しぐれ

藤沢 周平
文藝春秋
文春文庫
p470


藤沢周平は長編より短編、などと書いたが、すぐその誤りを見せつけられた。

解説の中で文芸評論家の秋山駿氏はスタンダールの「赤と黒」を例に出しながら、本作の出だしの部分は、西欧的近代文学の正当な嫡子といった趣であると述べているが、出だしだけでなく、全体のがっちりした構成は、たしかに日本の時代小説というよりも、19世紀のヨーロッパ文学を思わせる。とくにフランス文学で、私はスタンダールよりもバルザックを思い出した。それも抒情味あふれる清新で清潔なバルザックを。

本格長編小説という言葉にふさわしい作品。

表紙のイラスト。
どの場面だったか、いま気がついた。
感慨無量。





このエントリーのタグ: 藤沢周平
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント