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地下室の記録

ドストエフスキー
亀山 郁夫=訳
集英社
p268


筑摩版小沼文彦訳に較べると、亀山訳の主人公は、やや男性的な感じ。

ただ、主人公は、もっとだらしなくみっともない、卑小な人物のはずなので、小沼訳の方が、本来のイメージに近いのではないかと思う。

それから、亀山訳では、「まったく」を「ったく」と訳すなど、ウケを狙っているのか、妙な言葉遣いが違和感。
こういう「新しい」コトバは、すぐに古びるし、作品の品格も落とすので、やめた方がいいと思う。


このエントリーのタグ: ドストエフスキー
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