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神州纐纈城

国枝 史郎
河出書房新社
河出文庫
p455


「しんしゅうこうけつじょう」と読む。

伝奇小説の傑作中の傑作といわれる本書。
確かに、予想のつかない展開。
強烈な幻想力。
見事な文章。
期待にたがわない作品。

こうしたご馳走は、高級なフランス料理を食べるときみたいに、味わいながらゆっくり読んでいくべき。

だが、なんとな気がせいていて、カップ麺を食べるみたいに、ざっと読んでしまった。

解説の三島由紀夫が誉めていた洞窟のシーンも、最終部分の女性の水浴の部分も、さらっと斜め読み。

残念だが、そんな気分ではなかったので、仕方がない。



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