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ローマ書講解 (上)

カール・バルト
小川圭治・岩波哲男=訳
平凡社
平凡社ライブラリー
p559


有名な神学書。
神学者でもキリスト教徒でもない身としては、内容は一部しか理解できなかった。

ただし、理解できない最大の原因は、翻訳がひどく、日本語になっていない箇所が多いためである。(主語と述語がいつのまにか食い違っていたり、その関係がぼかされていたり、句読点の場所がおかしかったり、ダッシュがヘンテコな場所にあったり、その他悪文のオンパレード)
これで下巻まで読まなければならないというのは相当つらい。
旧約を全面的に改訳とあるが、これ以上ひどいものを売りに出していたのだろうか。
だとすれば、そちらの方が珍品として価値があるかもしれない。

残りの部分はなんとか理解できる。
理解できるといっても、論旨は分かるのだが、なにを指して言っているのか、実質的な中身は分からない。
キリスト教会に対する厳しい批判などの部分は理解できるが、神信仰の積極的な面が語られてくると、なんのことだか。
それでも、著者の饒舌なまでの迫力もあって、重要性は伝わってくる。

文庫版で上下あわせて1000ページの著書である。
キリスト教は2000年以上の歴史があり、トマス・アキナスからルターやカルヴァンを経て、膨大な神学的議論の蓄積があるはず。
厚く覆われた旧来の議論の壁は、これぐらい重量のある弾丸でないと突破できないのだろう。


このエントリーのタグ: 聖書 カール・バルト
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