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九通の手紙からなる小説

ドストエフスキー
小沼文彦=訳
筑摩書房
ドストエフスキー全集第1巻
p301―303


第4作目。
1847年。26歳。

若い作家が乏しい社会経験を補って作家生活を続けていくためには、技巧的な小説、小説のための小説を目指すという方向性があるだろう。

社会生活を描く方向性は取れないので――すでにネタはつきているし、あえて書いてもデビュー作の二番煎じにしかならない――あとは、幻想的・ロマン的な小説をめざすか、思想色の強い論文的な方向にいくしかないだろう。

この作品は技巧面を目指したものと思われる。

だが、読後感は「だからどうした」というもの。
読んでも読まなくても同じ。
どちらかということ、読まないでもいい作品。
ということは失敗作である。

彼への評価もだんだん厳しくなってきた。

さて、偉大な作家の作品であっても、こうした失敗作は、個人全集の中でしか読むことができない。
そういうものを読んでみるのも、全集を読む楽しみの一つである。


ドストエフスキー全集 第1巻

このエントリーのタグ: ドストエフスキー
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