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プロハルチン氏

ドストエフスキー
小沼文彦=訳
筑摩書房
ドストエフスキー全集第1巻
p269―299


ドストエフスキーの第3作。
1846年。25歳。

短編だが、ゴタゴタしていて、なにを書きたいのかわからない作品。
多人数が登場する場面は、状況をつかみずらい。

当時は検閲制度があって、かなり削られてしまったと作者がこぼしているので、そのせいもあるだろう。
ただ、世に出た作品としては、失敗作。

デビューは華々しかったが、2作目「二重人格」の不評、3作目「プロハルチン氏」は失敗作となれば、「メッキがはげてきた」(pp487 あとがき)という評判もむべなるかなである。

1作目から3作目まで、主人公は、いずれも官等が低い役人。
士官学校を卒業後、1年間の役人勤めしかない作者としてみれば、知っている社会はそこしかないわけである。

若くしてデビューした作家が作品を書き続けていくうえでは、社会経験の薄さが課題となるだろう。
ドストエフスキーにあってもそれは同じ。
どうやってそれを乗り越えていくのだろうか。


ドストエフスキー全集 第1巻

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