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聖書入門-マタイ福音書講義 第1巻 イエスの生涯

滝沢 克己
中村 悦也=監修
三一書房
p266


本書は、滝沢克己氏が昭和56年5月から58年10月にかけて、月に一度、市民向けに行ったマタイ伝の連続講座を本にしたものである。

ご本人は、翌昭和59年6月、75歳で亡くなられたので、中村悦也氏の監修で出版された。

実は、私はこの本を、一度読んだことがあって、それが昭和61年5月。
この本の初版が昭和61年3月31日だから、出版されて間もなく買って読んだわけである。

で、その印象はというと、ひどい本、ということしか残っていない。
講座で喋っている内容を、テープからそのまま起こしただけ。
同じような話が、ダラダラと続いているだけといった印象だった。

密度の高い他の著作群とは大違いのデキで、三一書房も、著者が亡くなったことをいいことに、アコギな商売するなあと、思ったものである。
滝沢克己の名を騙った悪質な商品と断じて、以下の巻は読んでいない。

30年ぶりに本書を読んだ。
そうしたら、スラスラと読むことができた。

前の本は捨ててしまったので、今回は図書館で借りて読んだのだが、同じ本とは思えない。
編集し直した新しい本かと思ったが、間違いなく同じ本である。

平易な語り口で書かれた文章だが、ときどき身に沁みるところがある。
脈絡のない文章と思ったはずなのだが、なんとなく腑に落ちるところも多い。

滝沢克己氏が、どこを見て、何を指して言っているのかは、あいかわらず分からないままで、これからもおそらく分からないままで終わるだろうと思うのだが、それでも、昔よりは、なんとなく身近な事のように感じられる。

30年でこれだけ、本の評価が変わってしまうとは、自分でもびっくりである。
不思議なこともあるものである。




このエントリーのタグ: 滝沢克己 聖書
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