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滝沢克己を語る

三島 淑臣=監修
春風社
p350


監修者の三島淑臣九州大学名誉教授は、今年のお正月の亡くなられた。
非常にお世話になった方である。
ご冥福をお祈りいたします。

本書は、教授が生前親交の深かった、日本を代表する哲学者である滝沢克己の生誕100年、没後25年を記念して刊行されたもの。

23名の文章からなる。

読みやすかったのは、
「共苦の人」滝沢克己 (三島淑臣)
滝沢克己『聖書を読む マタイ福音講解』の研究(その二) (冨吉建周)
「荒野における悪魔の誘惑」物語の一解釈~滝沢インマヌエル神学の視点から~ (柴田秀)

あとは哲学論文なので、文章が難しい。
各論者による滝沢克己の思想に対する考察が、正しいのかどうかも私にはわからない。
そもそも滝沢克己の理論そのものが私にはわかっていないのだから、あたりまえである。

「夜と霧」で有名なフランクルについて滝沢克己がふれていることを初めて知った。アウシュヴィッツの体験を読んだときは、ほとんど恐怖だったが、読むのをやめられなかった。
彼の本をまた読んでみるかもしれない。

最後に、三島教授の言葉。

…滝沢思想の批判的継承は…この非人間化の極に達した現代社会システム(これは「システム化された狂気」と名付けてもよいような強固な持続性とグロ―バルな普遍性を具えているが、根底においては近代独自の歪んだ人間理解に、それゆえ特殊な思想形態によって支えられている)を根本的に解体し、人間の名に値する社会へと変革してゆくためには、緊急かつ不可避の課題ではないかと思う。
(p6 「共苦の人」滝沢克己) 





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