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われわれの世代

私たちの世代は、大きな戦争に巻き込まれずにきた世代です。

社会的に大きな争い事といえば、大学紛争がありましたが、それは少し上の世代のこと。大学に入った時には、まだ革マル派や中核派の人たちがヘルメットをかぶって学内を行き来していましたが、私たちとの交流や接点はほとんどありませんでした。学食でチラシがばらまかれたり、正門のところに立看板があったりしましたが、それらは大多数の学生にとって縁の薄いものだったと思います。

昭和の終わりごろのことですが、浅間山荘事件などの陰惨な事件が続き、学生運動は、世間からはおぞましい記憶として片付けられ始めていました。

当時はパソコンやインターネットはもちろん、ケータイもなかった時代でした。
ソニーのウォークマンはどうだったかな。
出始めの時期じゃなかったかと思います。

音楽を聴くのはラジオやテレビがもっぱらで、といってもこういったところから流れてくるのは歌謡曲か演歌が多かったので、それに飽き足らない若い人は、日本のフォークや外国のロックミュージックを、レコードを買って聴いていました。

レコードとは何かを知らない人がいるかもしれませんが、説明は面倒くさいので省きます。
ウィキペディアかなにかで調べてみてください。

そういう時代に大学に通い、卒業し、会社に入りました。
長い間この会社で働いてきました。

われわれの世代はラッキーだったと思います。
オイルショックや、阪神淡路、東日本の大災害がありましたが、親世代が経験した壊滅的な大変動-第二次世界大戦-に較ぶべくもありません。

ちょっと上の世代は団塊の世代です。
この人たちは昭和22〜24年に生まれた大量の人口層で、受験や就職はじめ、いつも激しい競争にさらされ大変だったと思います。小中学校の一学年が20クラスもあって、しかも一クラス50人以上で教室から溢れ出そうになった世代です。
そのせいか、やたらに元気活発で、学生運動も、かれらの溢れるエネルギーの発散の場ではなかったかと思います。

それに較べれば、われわれの世代は落ち着いて過ごしてきました。
では、後の世代はどうでしょう。

どうもあまり恵まれていない気がします。
超高齢社会のまっただ中で、上の世代をすべて引き受けなければならならず、しかも担うべき若者人口は今後ますます減っていくというのですから。

(2013.3月メモ)
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