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川端 康成

ちくま日本文学全集047
筑摩書房
P477


短編「葬式の名人」、「掌の小説」より七編、長編「山の音」が収められている。

川端康成は日本風の叙情味あふれる作家だとなんとなくイメージしていたが違った。
作品は硬質だった。

「山の音」は、老夫婦と息子夫婦が同居するある程度裕福な世帯の日常を、鉄筆で描いたエッチング画のような作品で、作者の冷ややかな観察眼が特に印象的だ。

だが冷ややかすぎて楽しくない。構成はカチッとしていて揺るぎなく、作品としてそれは立派なものだが、イヤな中身である。

こういう冷徹な観察家はえてして極端なエゴイストだったりするが、川端康成もそうだったに違いない。底意地の悪さのようなものが滲み出ていて不愉快だ。
川端康成は不愉快な作家なので私は嫌いだ。


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(1993/01)
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