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David Copperfield (2)

Charles Dickens
山本忠雄:注釈
研究社
p506


イギリス人が大好きなミコーバー氏。
派手な身振りと流麗な手紙と借金まみれが特徴のコミカルな人物ですが、その弁舌や彼の書く手紙があまりに装飾的すぎて、辞書や注釈なしには読み進められないので、イマイチその面白さがわからない。

敵役ユーライア・ヒープの重要性がだんだん増してきますが、階級意識に基づく表現や感情があちこちに見られて、なかなか興味深い。

ディケンズは社会改良家として、こうした事柄には反対したと思われますが、ヒープの人物設定そのものが、階級意識の顕著な現れとしか思えない。

ヒープは身分が低い。だから根性も下劣だと、作者は明らかに言ってます。
当時の読者はそれで納得したのでしょうし、作者も読者が納得することを前提に話を進めています。

英国の階級意識は根深く、パリ・ロンドンでホームレス生活を送ったあのジョージ・オーウェルでさえ、労働者階級の家の臭いは耐え難いとどこかで言っていました。

デビッド・コッパーフィールドは、英国を代表する小説ですが、面白いかとなると、正直微妙。
階級意識のせいでそうなのかというと、全然関係ない。
なんだか、この小説はかったるすぎ。
イギリスの19世紀小説はこんなものなのかもしれないけれども。

とにかく二巻目読了。


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