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Kira-Kira

Cynthia Kadohata
Simon and Schuster
p244


久々の英語の本。

倒産した日本洋版がやっていた「TOEIC(R)テストスコア別」の本のリストの470点レベルを紹介したことがありましたが、これはそのうちの一冊。

入門レベル
470点レベル(1)
470点レベル(2)

辞書なしでスラスラ読めるというわけにはいかないけれども、中身はわかる。

時代は1950年代のアメリカ。
日本からアメリカに移民した家族が、仕事を求めて、北部のアイオワ州から南部のジョージア州に移り住むところからはじまる。主人公のKatie、聡明な姉Lynn、生まれたばかりの弟Sammy、寡黙で働き者の父、過敏で小柄な母という家族の物語。

19世紀ではないから、奴隷的な扱いを受けることはないにしても、日本人移民の暮らしは貧しく厳しい。
昭和20年代の日本自体がひどく貧しかったわけで、それに較べれば家や車を持てた彼等はまだましな方だったのかもしれないが、両親は働きづくめで家ではたんに寝るだけ。姉の病院代も重なり、生活はますます苦しくなる。

だが、物語の基調は明るく健全だ。適度なユーモアもあり、決して暗鬱にはならならない。
読後感は清涼です。
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