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カテゴリ:- George Orwellのエントリー一覧

  • Homage to Catalonia

    George OrwellPenguin BooksP267カタロニア賛歌。スペイン市民戦争に民兵として参加したオーウェルによる戦争ルポルタージュ。最前戦線での様子、共産主義者たちの醜い策謀、自らの危機と脱出、印象に残るエンディングが語られる。オーウェルの戦争参加は33歳。作品の発表は35歳のときだが、生前はまったく売れなかった。1938年の初版1500部は、死後、1951年に再販されるときにはまだ売れ残っていたという。いまでは、このジャンル...

  • The Road to Wigan Pier

    The Road to Wigan PierGeorge OrwellPenguin BooksP215Down and Out in Paris and Londonに続くオーウェル2冊目のルポルタージュ。1936年12月に完成。直後にスペイン市民戦争に志願兵として参加する。33歳。本書は左翼系出版社の社主ヴィクター・ゴランツの依頼で、第二次世界大戦直前の大不況に沈むランカシャーやヨークシャーなどイングランド北部炭坑地域を取材した記録である。1960年のエネルギー革命で石油に取って代わられ...

  • An Age Like This 1920-1940  抜き書き集 その12

    最後の数章は、私には、非常に感動的だった。そこで語られている絶望と敗北主義が、必ずしも言葉通りではないだけに、かえってそうなのである。ムゲリッジ氏の一見そうみえる破滅の受容の下には、語られない事実が隠されている。つまり、かれはあるものを信じている。それはイングランドである。……数ヶ月前、著者は情報省を辞し、軍隊に加わったという。私の知るかぎり、左翼陣営の以前の主戦論者のうちの誰一人としてとらなかった...

  • An Age Like This 1920-1940  抜き書き集 その11

    私たちは、これまでのすべての営為の結果として、ようやく人間生活に本当の進歩をもたらすことができる地点まで到達したのです。しかし、( 社会の基盤として ) 一般良識が必要であるという認識がなければ、これから先には進むべきでないでしょう。(ハンフリー・ハウス氏への手紙:1940年)All we have done is to advance to a point at which we could make a real improvement in human life, but we shan’t do it without the...

  • An Age Like This 1920-1940  抜き書き集 その10

    もちろんディケンズは、政治に関してきわめて幼稚な考えしか持っていませんでした。しかし、健全な道徳感覚を持っていたので、どんな政治的、経済的な環境のもとでも、かれにふさわしい意見を見いだしたことでしょう。ビクトリア時代の多くの作家たちも同じだと思います。人間社会は、どんな政治的経済的な形態のもとでも、一般良識という基盤の上に築かれなければならないはずですが、現代の知識人の恐ろしいところは、それを理解...

  • An Age Like This 1920-1940  抜き書き集 その9

    良い小説は、世論の追従者や、自身の反常識性に縮こまってしまうような人々によって書かれることはない。良い小説は、恐れを知らない人々によって書かれるものなのだ。従って、ふたたびヘンリー・ミラーに戻ろう。(鯨の腹の中で:1940年)Good novels are not written by orthodoxy sniffers, or by people who are conscience-stricken about their own unorthodoxy. Good novels are written by people who are not frightened....

  • An Age Like This 1920-1940  抜き書き集 その8

    小説とは、実際上、異議申し立ての芸術における一形式である。それは自由な精神の産物であり、自律した個人によって生み出されるものである。(鯨の腹の中で:1940年)The novel is practically a Protestant form of art; it is a product of the free mind, of the autonomous individual.(p568: Inside the Whale : 1940 )...

  • An Age Like This 1920-1940  抜き書き集 その7

    (ヘンリー・ミラー「南回帰線」を評して ) それは、貧困と無名の中で、ゆっくりと熟成されてできあがる種類の作品である。そのような作品は、何をすべきかをわきまえ、それゆえ、待ち続けることができる人々によって産み出される。(鯨の腹の中で:1940年)It is one of those books that are slowly matured in poverty and obscurity, by people who know what they got to do and therefore are able to wait.(p545: Inside ...

  • An Age Like This 1920-1940  抜き書き集 その6

    ここまで私はディケンズを、かれが伝える「メッセージ」の点からだけ論じ、文学的価値をほとんど無視してきた。しかし、すべての著述家は、とくに小説家なら誰でも、あるメッセージを発している。彼が認めようが認めまいが、作品のもっとも些細な部分までもがその影響下にある。すべての芸術はプロパガンダである。ディケンズ自身もビクトリア朝時代の小説家の多くも、それを否定しようとは思わなかっただろう。一方また、プロパガ...

  • An Age Like This 1920-1940  抜き書き集 その5

    アルダス・ハクスリーによると、D.H.ロレンスは「バルザックは『巨大な小人』だ」と言ったそうだが、ディケンズについてもある意味それがあてはまる。ある大きな世界について、ディケンズはまったく知らなかったか、あるいは触れようとしなかった。人はディケンズから人生について直接学ぶことはあまりない。この点では読者はただちに19世紀ロシアの偉大な文豪たちを思い浮かべるだろう。なぜトルストイの把握力は、ディケンズの...

  • An Age Like This 1920-1940  抜き書き集 その4

    …whereas a writer nowadays is so hopelessly isolated that the typical modern novels is a novel about novelist.(p484 : Charles Dickens : 1940 )しかしながら現在の小説家は絶望的に孤立しているため、典型的な現代小説というのは、小説家自身についての小説になっている。(チャールズ・ディケンズ:1940年)He has no difficulty in introducing the common motives, love, ambition, avarice, vengeance and so forth. W...

  • An Age Like This 1920-1940  抜き書き集 その3

    As the corpse went past the flies left the restaurant table in a cloud and rushes after it, but they came back a few minutes later.The little crowd of mourners – all men and boys, no women - threaded their way across the market-place between the piles of pomegranates and the taxis and the camels, wailing a short chant over and over again. What really appeals to the flies is that the corpses ...

  • An Age Like This 1920-1940  抜き書き集 その2

    I do not believe that a man with £50,000 a year and a man with fifteen shillings a week either can, or will, co-operate. The nature of their relationship is quite simply, that the one is robbing the other, and there is no reason to think that the robber will suddenly turn over a new leaf. It would seem, therefore, that if the problems of western capitalism are to be solved, it will have to b...

  • An Age Like This 1920-1940  抜き書き集 その1

    George Orwell "An Age Like This 1920-1940"からの抜き書き集。訳は適当です。  He once succeeded in interviewing Stalin, and found him human, simple and likeable. It is worth noticing that H.G. Wells said same thing, and it is a fact that Stalin, at any rate on the cinematograph, has a likeable face. Is it not also recorded that Al Capone was the best of husband and fathers, and that Joseph Smith (...

  • George Orwell Biography (1903-1940) その4

    1937年(34歳) 01月 アラゴン戦線で伍長として闘う。02月 妻アイリーン、バルセロナ到着03月 2冊目のルポルタージュ「The Road to Wigan Pier」 出版(出版5冊目)05月 オーウェルが所属するPOUM(マルクス主義者統一労働党)をはじめ、革命諸派に対するスターリン主義共産党の弾圧を目の当たりにして、共産主義に対する深い不信の念を抱く。05月20日 ファシスト兵士に狙撃され、喉に貫通銃弾の重傷を負う。06月 POUM、共産...

  • George Orwell Biography (1903-1940) その3

    1932年(29歳)4月、小さな私立学校の教師として職を得る。 5.15事件 犬養首相暗殺    世界恐慌から3年目。日本では、不況による社会不安と政党政治の腐敗が、海軍将校による首相テロを引き起こす。1933年(30歳) 「Down and Out in Paris and London」出版(最初の単行本)。最初の長編小説「Burmese Days」完成。重い肺炎にかかる。回復するも、教師の仕事は辞める。  1月 ヒトラー首相となる 3月 フランクリン・ル...

  • George Orwell Biography (1903-1940) その2

    1922年(19歳)オーウェルはイートン校で4年間を過ごした後、大学には進まず、この年、英国植民地ビルマ(ミャンマー)の帝国警察官として赴任。名門のパブリック・スクールから辺境の地の警察官となったからといって、別に都落ちといった感じではなかったようだ。彼のような家庭(上流の下クラスと本人は語っている)では、植民地の公務員になるのは選択肢の一つであったようで、家族は歓迎した。1927年までの5年間をビルマで過ご...

  • George Orwell Biography (1903-1940) その1

    1903年6月25日、インドのベンガルで出生。インドは当時イギリスの植民地で、父リチャード・ブレアは英国植民地政府で働いていた。本名エリック・アーサー・ブレア。ブレア(Blair)の綴りはトニー・ブレア英国元首相と同じ。ブレア家の3人の子供の2番目で、姉と妹がいた。1904年(1歳) 日露戦争はじまる1905年(2歳) 日露戦争終わる日露戦争とはまたずいぶん昔の話で、オーウェルの作品から感じる現代性と、古色蒼然とした日露...

  • An Age Like This 1920-1940  その2

    An Age Like This 1920-1940 The collected Essays, Journalism and Letters of George Orwell Vollume1本書の冒頭に掲げられた「なぜ書くか」(Why I Write:1946)というエッセイの中で、The Spanish war and other events in 1936-37 turned the scale and thereafter I knew where I stood. Every line of serious work that I written since 1936 has been written, directly or indirectly, against totalitarianism and ...

  • An Age Like This 1920-1940  その1

    An Age Like This 1920-1940 The collected Essays, Journalism and Letters of George Orwell Vollume1George OrwellPenguin Books P624ジョージ・オーウェルは、1903年に生まれ、1950年47歳で死んだ英国の作家で、「1984」、「動物農場」で有名である。本書は、彼のエッセイ、ルポルタージュ、手紙を集めた全4巻の全集の第1巻。1920年から1940年までの分が集められている。年齢で言うと、17歳から37歳まで。時代でいうと、191...

  • Keep the Aspidistra Flying

    George OrwellPenguin BooksP277主人公 Gordon Comstock はコピーライターとして優秀な才能を持ちながら、金が支配する世界と縁を切ろうとその仕事を辞し、しがない書店員として働きながら詩人として身を立てるべく、日夜長編詩「London Pleasures」の推敲を重ねている。しかしその日その日の食事代やタバコ代にこと欠くありさまで、いつ金がはいるか、そのときまでどうやって食いつなげばいいかということばかり考えていて、つま...

  • Burmese Days

    George OrwellPenguin ClassicsP300ジョージ・オーウェルの最初の小説。はじまってから200ページまでは非常に退屈。前の作品はルポルタージュ風の「Down and Out in Paris and London」で、これはタイトルどおり、自らのパリ・ロンドンでの貧窮生活を綴ったもの。けっこう読みやすかった。本作品は処女長編小説ということで、肩に力がはいっている感じ。妙に難しい単語、凝った修飾語が多い。文章も分かりにくく、なかなか前に進ま...

  • Down and Out in Paris and London

    ジョージ・オーウェルといえば、ディストピア小説のはしりである「1984」、共産主義社会のカリカチュア「動物農場」、スペイン内戦のルポルタージュ「カタロニア讃歌」で有名な作家だが、高校生のころSF小説として読んだ「1984」はなんだか暗くてぱっとしない印象で、ブラッドベリの「華氏451度」や眉村卓の「幻影の構成」のほうがよっぽどエキサイティングで優秀な作品に思えたし、「動物農場」は大学の英語の教科書...