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Doctor Strange(ドクター・ストレンジ)

★★★
2016年
115分
機内で視聴

原題:Doctor Strange
邦題:ドクター・ストレンジ
制作:米
監督:スコット・デリクソン
出演:
 ベネディクト・カンバーバッチ
 ティルダ・スウィントン

マーベルコミックの映画シリーズ。
だいぶ飽きてきたが、とりあえず見ておかないと。

アメリカから帰国する際の飛行機内で視聴。

魔術師同士の戦いの際の空間のゆがみが目新しい。
ディカプリオ主演で渡辺謙も出演していたインセプションからヒントを得たのだろうか。

ここでもティルダ・スウィントンの演技が見もの。
なんでもこなせる七変化の怪女優である。

本作では、チベットの秘境に住む至高の魔術師役。
めずらしくアクション・シーンをこなしている。





このエントリーのタグ: ティルダ・スウィントン

Slow West(スロウ・ウエスト)

★★★
2015年
84分
ネットで視聴

原題:Slow West
邦題:スロウ・ウエスト
制作:英・ニュージーランド
監督:ジョン・マンクリーン
出演:
 マイケル・ファスベンダー
 コディ・スミット=マクフィー
 カレン・ピストリアス

西部劇。
幼馴染の憧れの女性を追って、スコットランドから西部にやってきた若者と賞金稼ぎの二人旅と、その終着を描く。

最後のオチが見どころかな。
笑うべきなのか、泣くべきなのか。

女って怖いなーと思うべきなのか。





Dead Man(デッドマン)

★★★
1995年
121分
ネットで視聴

原題:Dead Man
邦題:デッドマン
制作:米
監督:ジム・ジャームッシュ
出演:
 ジョニー・デップ

幻想的な西部劇。

モノクロ映画だが、気にはならない。
18世紀のイギリスの詩人ウィリアム・ブレイクの引用が散りばめられているが、分らなくても十分楽しめる。
ジョニー・ディップなので、エキセントリックな役がよく似合う。

ただ、旅の先導役となるインディアンのノーボディだが、その体型が……

ブレイクに関する深い造詣と、人生の智慧を持つ不思議な男だが、なんであんなに太っているのかわからない。
馬に乗るのも大変そうだし、乗ったあとでは馬がかわいそうだ。

賢者は痩せているのが普通で、ぶくぶくした例は聞いたことがない。

しかもインディアン。
太ったインディアンという言葉は、矛盾しているのではなかろうか。

映画の配役は、容姿や体型も含めて決めているのだと思うが、あえて肥満体を選んだのはなにか意味があるのだろうか。
よくわからない。

音楽はニール・ヤング。
映画を視ながら、即興でつくったそうだ。
エレクトリック・ギターの金属音がうるさくて耳障り。
これもミス・キャストだと思う。





このエントリーのタグ: ジョニー・ディップ

The Homesman

★★★★★
2014年
123分
ネットで視聴

原題:The Homesman
邦題:劇場未公開
制作:米・仏
監督:トミー・リー・ジョーンズ
音楽:マルコ・ベルトラミ
出演:
 トミー・リー・ジョーンズ
 ヒラリー・スワンク
 メリル・ストリープ
 ヘイリー・スタインフェルド

クレジットのトップは、この映画の監督兼主演で、缶コーヒーのCMとメン・イン・ブラックでおなじみのトミー・リー・ジョーンズだが、映画の8割はヒラリー・スワンクに負っている。それほど彼女の演技は圧倒的である。

冒頭。
見渡す限りの地平線。空と平原だけの世界。

homesman02.png

映像は美しい。
弦楽器を基調にした緩やかな音楽が流れる。

ネブラスカ準州というクレジットが現れる。
ネブラスカ州が合衆国に編入される前、1854年から1867年に存在した地域の呼称である。
Unforgiven(許されざる者)やTomestone(トゥームストーン)から、さらに30年前ほど遡った時代。

ネブラスカは、アメリカの大平原の真ん中に位置する。
アメリカ東部やヨーロッパから、数多くの人々が入植をはじめて間もない時代である。

ヒラリー・スワンクが演じるメアリー・ビー・キャディは、土地を開墾し、一人で暮らしている。
隣の家も地平線のかなたで視界に入ってこない。

過酷な開拓生活で狂気をきたした妻の扱いを話し合うため、夫たちは町の教会に集まるが、その町も、数個の建物が立ち並ぶだけ。
周囲は広大な原野。
風景はもはや地上のものとは思われず、未知の惑星に到着した先遣隊が築いたちっぽけな砦のように見える。

homesman01.png

ニューヨークからやってきて、ここに住み着いたメアリー・ビーは、他の開拓民より資産があり、木造の家や納屋や家畜場を持ってるが、遠くに点在しながら暮らす開拓民のうち貧しい家族は、レンガ積みの粗末に家で土地にしがみつくように生きている。

過酷な環境……寒さと疫病による家畜の全滅、飢えと病気で次々に死亡する子供たち、夫からの暴力的、そうした辛苦の末に狂った3人の女たちを、隣のアイオワ州ヘブロン-緑あふれる豊かな街-の教会に送りとどける役割を、やむおえずメアリー・ビーは買って出ることになる。開拓民を出身地に戻す役割の人をhomesmanといったという。

狼、インディアン、無法の男がうろつく原野を一か月間、3人の狂女を抱えて旅することは彼女だけでは不可能だ。トミー・リー・ジョーンズ演じる元騎兵隊の老兵ジョージ・ブリッグスが縛り首になろうとしているところを助け、そのかわりとして道案内を頼むことになる。

特別仕立ての馬車に3人の狂女に乗せ、原野を進む。
夜は、雪と風が舞う吹きさらしの荒野で野宿する。

派手な撃ち合いはないものの、画面には不思議な緊張感がただよい、目を離すことができない。

ミズーリ川のほとりにたどり着き、旅の終わりまであと一週間になったとき、予想もつかない事態が起こる。

homesman03.jpg

エンディングは苦い。
しかしこういう終わり方が一番ふさわしいように思う。

人間は未開の土地を開拓し、長い間をかけて文明を築いてきた。アメリカに限らず、どの土地でも、繁栄の基盤をつくるまでは、限りない営々辛苦だっただろう。

開拓地では、女は家庭内の世話や育児とともに、男同様の労働を求められる。当時は幼児死亡率が恐ろしく高かっただろうから、次から次に産んでも、そのなかの何人かが生き残るという世界だった。その一方、映画のように、飢えが襲ってくれば間引きも行われただろう。

一行はインディアンに荒らされた墓で立ち止まる。
11歳の女の子が眠っていたはずだった。
衣類を奪うため掘り返され、そのあと狼の餌となった。
小さな骨が散らばっている。

ひとり残って墓を作り直したあと、メアリー・ビーは神に祈る。
「私たちを、私を愛してください」
そう祈るほかない。

だが、人間の営為とはそういうもので、その中を祈りながら生きていくしかない。
過酷な世界をいやというほど知って生き抜いてきたはずのブリッグスにしても、長い旅の末に落着きの兆しがみえてきた女たちの静かな姿と、自身も深く関わったメアリー・ビーの愚直と不幸を思いかえすとき、できることは酒を飲んで騒いで踊ることしかないではないか。



Tombstone(トゥームストーン)

★★★★
1993年
130分
ネットで視聴

原題:Tombstone
邦題:トゥームストーン
制作:米
監督:ジョージ・P・コスマトス
出演:
 カート・ラッセル
 ヴァル・キルマー
 ダナ・デラニー

西部劇。
有名な「OK牧場の決闘」を、史実に近い形で映画化した作品。

ワイアット・アープ役のカート・ラッセルは髭が立派。
ドク・ホリディ役のヴァル・キルマーがカッコイイ。
銃撃戦もリアルで迫力があり、満足度が高い映画。

「OK牧場の決闘」は1881年の出来事。
この年は、クリント・イーストウッドのUngorgiven(許されざる者)の設定と同じ年。

舞台となったTombstoneは、アリゾナ州にある実在の町である。
Tombstoneは、もちろん墓石という意味で、ゴールドラッシュ時代、山岳地帯の過酷な環境に関連してつけられた名前だそうだ。
現在は、舞台となったO.K. Corralとともに、町全体が西部開拓時代の町の生きた博物館として国の史跡に指定されているらしい。
google mapで見ると山岳地帯の中にあり、かっては過酷な環境だっただろうことがうかがえる。

アリゾナ州はメキシコと国境を接するアメリカ西南部の州で、ロッキー山脈と砂漠で有名。
3:10 to Yuma(3時10分、決断のとき)の舞台も同じアリゾナ州で、西部劇の本場となった地域である。




The Quick and the Dead(クイック&デッド)

★★★
1995年
107分
ネットで視聴

原題:The Quick and the Dead
邦題:クイック&デッド
制作:米・日
監督:サム・ライミ
出演:
 シャロン・ストーン
 ジーン・ハックマン
 ラッセル・クロウ
 レオナルド・ディカプリオ

シャロン・ストーンがガンマンに扮する西部劇。
オーストラリアの俳優ラッセル・クロウのハリウッド初進出作品であるとともに、当時21歳で若手のホープだったディカプリオが登場。
敵役にジーン・ハックマンという重量級を配した豪華な布陣。

とはいえ中身はというと、西部のとある町で、年一回早撃ちトーナメントが開催され、女ガンマン・シャロン・ストーンが参加するのだが、競技は実弾で行う真剣勝負で、負けたら即死亡という奇天烈な設定。

町のボスでこの競技を主宰するジーン・ハックマンは毎年このコンテストを制してきた凄腕で、今年はその息子ディカプリオも勝負に参加。勝ち上がっていくと、当然親子で対決。殺し合う。

ラッセル・クロウは元ジーン・ハックマンの手下で早撃ちでは引けを取らないが、非情さについていけず、裏切り者として、縄で縛られ晒し者にされている。

父親の仇としてジーンハックマンを狙うシャロン・ストーンは、当然の流れでラッセル・クロウと組むことになる。

意外と評価の高い映画で、それなりに面白い。

シリアスモードで映画は進むのだが、設定が設定だけに、そう真面目にやられても困るなあという思いが付きまとう。
ジョークなんですよと監督が思っているふうでもなく、筋立ても演技もあくまで真剣。
このアンバランスさが妙に居心地が悪い映画である。

●映画の英語

 The Quick and the Dead

さっと銃を抜いて、相手を殺してしまうという意味から早撃ちのことをいうのかと思ったら、まるで違った。 「生者と死者」という意味。

英語の成語やことわざ説明したサイトThe Phrase Finderによると、古い時代のquickにはspeedの意味はなく、aliveという意味で用いられていた。quickenという動詞は生を授かるという意味で、胎児の母親の体内の胎動はquickeningといった。
古い聖書では、The Quick and the Deadという表現が、「神だけが生者と死者を裁くことができる」という文脈で、数か所用いられている。

欽定訳聖書( King James' Version 1611年)では、

Who shall give account to him that is ready to judge the quick and the dead.

現代のquickには、aliveの意味はなく、ちなみに現代版聖書(Revised Standard Version 1956年)の同じ個所は、

but they will give account to him who is ready to judge the living and the dead.

(彼らは、生きている者と死んだものとを裁こうとしておられる方に、申し開きをしなければなりません。ペトロの手紙1 第4章5:新共同訳)

となっている。




3:10 to Yuma(3時10分、決断のとき)

★★★★
2007年
122分
ネットで視聴

原題:3:10 to Yuma
邦題:3時10分、決断のとき
制作:米
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:
 ラッセル・クロウ
 クリスチャン・ベール

西部劇。
舞台は南北戦争(1861-65年)が終わって間もないアリゾナ。

3時10分発のユマ行きの列車に、逮捕した強盗団の首領を乗せるため、遠方の駅まで護送する主人公一行と、首領を取り戻そうとする強盗団の追跡劇。
そこに主人公と息子の葛藤劇を絡める。

強盗団の首領ラッセル・クロウの悪漢ぶりがいやらしいまでの存在感を発揮。
バットマンでおなじみ、主人公役のクリスチャン・べールも健闘するが、ちょっと影が薄いのは相手が悪かったか。

中身が濃くて波瀾万丈で、最後まで楽しめる一篇。



Django Unchained(ジャンゴ 繋がれざる者)

★★★★★
2012年
165分
ネットで視聴

原題:Django Unchained
邦題:ジャンゴ 繋がれざる者
制作:米
監督:クエンティン・タランティーノ
出演:
 ジェイミー・フォックス
 レオナルド・ディカプリオ
 クリストフ・ヴァルツ
 ケリー・ワシントン
 サミュエル・L・ジャクソン

アメリカの奴隷制度の廃止は、リンカーン率いる北部の州と、奴隷制度存続を主張する南部が戦った南北戦争(1861-65年)の結果だが、戦争前のアメリカ南部が舞台。

奴隷制度の本場ミシシッピーを中心に、悲惨で過酷な実態をタランティーノらしい暴力的な表現で描きながら、その境遇から脱出した黒人ガンマン・ジャンゴの活躍を描くアクション映画。

悪辣な農場主をレオナルド・ディカプリオが怪演。

背景設定は深刻だが、そこはタランティーノ、娯楽映画としてスカッと楽しめる。

●映画の英語
Django Unchained

「ジャンゴ 繋がれざる者」という邦題は、クリント・イーストウッドの「Unforgiven(許されざる者)」を踏まえてつけられたと思われる。
訳としては正しいのだろうが、日本語としてはわかりにくい。
「鎖を解かれたプロメテウス」(Prometheus Unbound)からの連想で、「鎖を解かれたジャンゴ」とした方がよかったのは。



このエントリーのタグ: クエンティン・タランティーノ

Primer(プライマー)


2004年
77分
ネットで視聴

原題:Primer
邦題:プライマー
制作:英
監督:シェーン・カルース
出演:シェーン・カルース

時間ものSFとして一部で高い評価を得ている作品らしいが、イギリスの知的な若者二人(エンジニア)が大量に話す会話についていけず、展開も複雑なので、チンプンカンプン。

最後まで見ましたが、よく77分間も我慢したものだ。

●映画の英語
 primer  ①入門書 ②導火線

 映画のタイトルとしては、②の意味なのかな。





True Grit(トゥルー・グリット)

★★★
2010年
110分
ネットで視聴

原題:True Grit
邦題:トゥルー・グリット
制作:米
監督:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
出演:
 ジェフ・ブリッジス
 ヘイリー・スタインフェルド
 マット・デイモン

西部劇のランキングでは、必ず上位に上ってくる作品で、ナンバーワンに押しているものもある。

だが、それほどとは思えないのは、主人公の女の子の会話を理解できていないせいだと思う。
早口で喋る内容と、まわりの大人との掛け合いがウィットに富んでいて面白いはずなのだが、ついていけない。

英語力の問題なのでしかたがないのだが。

●映画の英語
  grit  ①砂 ②《口語》 (困難にあってもくじけない)勇気,気概,闘志